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        青少年のためのターミナルケアに関する出前講座

         「命と心の授業」
  
        ― 命には最期まで心がある ―
 

    平成30年度も「命と心の授業」を実施しました。

     昨年に引き続き増田中学校やみどり台中学校での実施、そして新たに仙台市立
    福室小学校、岩沼市立岩沼北中学校でも実施することが出来ました。
    参加した生徒の皆さんや地域の方々が、グループワークを通して命の大切さや親
    への感謝を考える有意義な時間を持つことができました。

    

 ◆ 名取市立みどり台中学校 ・ 名取市立増田中学校

講座名

日 程

目的・授業内容

講  師

会場・人数

ココロ
ふれあい
講座

 

平成30
 6月8日
  (金)

チャレンジ!クレイアート
「泥んこ遊び」的授業で、大人へ成長する過程の生徒の抑制を軽減して次回授業への心理的基盤を作る

武田 堆雄 氏
名取市
教育委員長

名取市立
みどり台
中学校

1年生138
スタッフ5
支援者45

平成30
920日(木)
  21日(金)

「こんにちは!赤ちゃん」
−未来の親となるあなたへ−父性・母性を育み、家族への感謝や命をつなぐ大切さを意識させる
親の学びのプログラム

高橋 ひろみ 氏
当会役員
仙台幼児保育専門学校非常勤講師

名取市立
みどり台
中学校

2、3年生

152名
171

スタッフ5
支援者45

平成30
 1015
  (月)

「浦島太郎の気持ち」
(高齢者疑似体験プログラム
高齢者の心と体の理解とホスピタリティマインドの育成

石上 節子 氏
当会役員
元東北大学病院
看護師長

「命を考える」
−命には最期まで心がある−
緩和ケアの話から、命のはかなさ大切さ、生きていることへの感謝を意識させる

佐藤 隆裕 氏
当会役員
医療法人社団
爽秋会岡部医院
院長

命の
バトン

ふれあい
講座

平成30
 627
  (水)

「命の尊厳ー青少年のための
 命の授業が担うもの」

支援者のための事前講座
命の授業支援者としての心得に関する講話

当会事務局

名取市
増田
公民館

参加者25
スタッフ1

平成30
 7 3
  (火)

「こんにちは!赤ちゃん」
−未来の親となるあなたへ−
父性・母性を育み、家族への感謝や命をつなぐ大切さを意識させる
親の学びのプログラム

高橋 ひろみ 氏
当会役員
仙台幼児保育専門学校非常勤講師

名取市立
増田
中学校
1年生235
スタッフ5
支援者30

平成30
 7 4
  (水)

「浦島太郎の気持ち」
(高齢者疑似体験プログラム
高齢者の心と体の理解とホスピタリティマインドの育成

橋 通規 氏
当会役員
仙台医療センター 緩和ケア内科医長
名取市立
増田
中学校
3年生250
スタッフ5
支援者30

「命を考える」
−命には最期まで心がある−
緩和ケアの話から、命のはかなさ大切さ、生きていることへの感謝を意識させる


     
 
     


生徒へのアンケートの感想より抜粋

 みどり台中学校3年生「こんにちは!赤ちゃん」より

・今までは妊婦さんや出産のことについてあまり関心がなかったけど、今回の講座を通して地域の
 人とのコミュニケーションや赤ちゃんのことや命の大切さについて改めて勉強できたので良かっ

 たです。またこのような授業を体験したいです。

・今回の講座で子どもを産む人の大変さが分かった。また、自分もつらい中で頑張って産んでもら
 ったこともわかった。今は「反抗期」だからか分からないけれど、いくら嫌いでも産んでくれた
 ことは事実である。だから感謝したい。自分を産んでくれて育ててくれて、今も迷惑をかけてい
 るけれど面倒をみてくれていることに感謝したい。

・男子が感じることのない妊婦疑似体験ができて大変良かったと思います。グループワークでの活
 動や地域の人と話が出来て良かった。自分が進む未来にいろいろなことがあることに気づけた。

・歌が本当に感動した。親の心の中が本当によく伝わってきた。子どもを産むということになった
 ら私もそれをしっかりと受け止めて頑張って育てていきたい。虐待がなくなる世の中になってほ
 しいとも思った。

・今回の講話で命の大切さについて学んだ。赤ちゃんが生まれてくるまでの過程を知り。母親の苦
 労や家族の大変さがよく分かった。妊娠が成立したあと赤ちゃんは想像以上に小さく驚いた。グ
 ループワークを通して自分が小さかった頃や生まれてきたときのことを知って、家族やまわりの
 人に「感謝」以外の言葉が見つからない。妊娠中の体験をして、常に赤ちゃんのことを考えなけ
 ればならない母親は精神的にも体力的にも大変だと思うけど、育ててくれたことに感謝し、この
 恩を返したいと思った。

・地域の人たちとの会話では、実体験からいろいろなことを教えて頂きとてもためになった。家族
 の有難さがよく分かったので、家に帰ったらしっかりと感謝を伝えたいと思う。

・どうすれば私たちが楽しめるかをしっかり考えて下さって風船を使ったり工夫が伝わってきたの
 ですごく良かったです!!これからも頑張って下さい。

・一番最後の歌と映像を見て、私もいつか命を育てる人になれるかなと思えた。泣きそうになった。
 家族との時間は大切にしないとだめだと思った。ありがとうございました。

・お母さんの大切さ、周りの人の大切さを改めて知れた良い機会だったので良かった。またリアル
 な体験もできて貴重な時間でした。最後に生きることの大切さ、自分はどれだけの支えがあって
 生きているのかを実感できたので自分の命を大切にして生きていきたいと思う。

・普段地域の人との交流があまりなかったので、とても楽しく印象に残った。このような交流メイ
 ンの講座はあまりないので新鮮で楽しかった。今後の勉強での肩の力をぬくためにまたあったら
 いいなと思いました。そして、話し合いの時の「ワールドカフェ」のようなやり方が広まり授業
 でも取り入れてほしいです。

・講師の人の話が分かりやすかった。これからに活かしたいと思う。最後の歌はとても感動的で、
 少し泣いてしまいました。

・誰の親でも素敵な人に育ってほしいと思ってくれているんだと思い、自分の名前が更に好きにな
 れました。地域の方は、みんなに話を振って下さり、たくさん話せました。また中学生の私たち
 と一緒に少しふざけたり笑ったりして下さって、とても楽しかったです。

・普段、はずかしくて“ありがとう”とかも正直に言ったりできないことが多いので、小さなこと
 でも感謝を忘れずに、そして素直にありがとうと言えるようになりたいと思いました。少しずつ
 少しずつ伝えていきたいです。この講座で学んだことをいろんなことに活かしていけるように頑
 張ります!!

・子どもを産むためにはいろんなことを我慢していかなきゃいけないし、嫌になることもたくさん
 あると思うのに、今自分がここにいるということは頑張って産んでくれたということだから、そ
 れだけ大切にしてくれていたんだなと思った。それなのにその重要さも全然わからず、親のこと
 を考えず行動してきてしまったことが多かったから、親に感謝を伝えるのはできなくても、意識
 を変えて親の為にできることを考えられたらいいなと思いました。

・今日を通して、両親に対するありがたみが更に深まりました。これからも両親に限らず、親せき
 やこれから会う人たちとの出会いに感謝しながら、しっかりと生きたいです。ありがとうござい
 ました。

 
 みどり台中学校3年生「こんにちは!赤ちゃん」「浦島太郎のきもち」より

・僕は命はきれいな川の中の水のようなものだと思います。ただ時間という流れにそって最初は
 急流を最後の方はゆるやかな流れをしていく。急な自然災害で氾濫し下流までいかなくても流れ
 から出てしまう。医者はそれを正常な流れに戻してやろうとしても全然手が足りない。だからこ
 そ流れの中で生きていくしかない。一生懸命に生きたいと思いました。また、ぼくの好きな言葉
 の一つに「明日ありと思う心の仇桜」というものがあります。一日一日を大事にして嵐にも負け
 ないように生きていきます。

・命は大切で一つしかないもの。いつ失ってしまうか分からず、必ずいつか失う。だからこそ何気
 ない日々の一瞬一瞬を大切にしなければならないと思った。受験で忙しい日々の中で、楽しさや
 幸福を忘れないように生きたい。

・「病気にならない」ことはできないけれど、「病気にかかりにくくする」ということはできるのだ
 ということを学びました。これからは家族などで「病気になったらどうすればよいのだろうか」
 などを話し合って、そしてこれからも命の大切さについて学んでいきたいと思いました。

・今日の講座で高齢者につて様々なことを学んでみて、身をもって高齢者の方々の大変さを知るこ
 とができました。今の自分にも起こりうることなので、自分に置き換えて考えることが必要だと
 思いました。2回の講座を通して、小さい赤ちゃん・子どもから大人・高齢者まで安心して楽し
 く暮らせるように、今自分にできることを考え実行していきたいです。

・佐藤先生の話を聞いて一番印象だったのは、病気でも何かできるということです。僕が病気にな
 っても人に頼りすぎないようにしようと思います。

・僕が高齢になった時にやってほしいこと、言われたくないことなどが鮮明に浮かび、地域の方の
 孫に会うことが嬉しいんだという実際の話にも感動しました。グループワークにおいても、みん
 なで仲良く将来について深く考えられたし、良かったと思います。まだまだ14歳で幼い自分で、
 分からないけれど、心でいろいろなことを感じて、もっと楽しい未来にしていきたいです。

・「生まれる前はどうしていたのか?」「死んだらどうなるのか?」などの根本的な疑問の答えは
 正
確にはわからない。そのことから、人間の生命がいかに不確かな基盤のもとに築かれているかと
 いうことが実感できました。また、実際のがん患者さんの話では、死に直面する人々の苦労だけ
 ではなく、何をもって「幸せ」なのか?生きる上での喜びとは?病人だと得られないものなのか?
 など、考えさせられるところはたくさんありました。私たちはまだ若いので「死」というものを
 感じる機会は少ないけれど、いずれ来る終わりについて、今のうちから考えておかねばならない
 と思います。そして本当に死が将来自分にせまってきたとき、逃げるのでもなく嘆くのでもなく
 真正面から受け止めていきたいと思います。

・病気になる前の対策や、なってからどう過ごすかなども講話をとおして聞くことができ、いい体
 験ができました。これからも命を大切にして生きて、他人の為に頑張れるような人になり、素晴
 らしい人生を送れるように頑張りたいです。

・今日の講座を受けたことで年を取っていくという現実への不安が少なくなりました。高齢者疑似
体験をして体の不自由さを感じた時に、自分もこうなるのかと沈んだ気持ちになりましたが、
「老い」についての講話を聞き、体験もしたことで、老いについての理解が以前よりも深まった
ため講座が終わった時には始まる前よりも将来への不安が少し薄まっていました。今日の講話を
活かし、自分の祖母・祖父のことも改めて考えてみたいです。

・老いることは悪いことじゃない、「自らを謙虚にして、人を敬い、相手を心から歓迎しようと
 いう気持ち」のホスピタリティマインドを大切にしようと思いました。

・自分が死ぬときに良い人生だったと思えるように、今を大切に一生懸命生きるということが大事
なんだと改めて感じました。ありがとうございました。

・私は、おじいちゃんが認知症になってしまい、私のことを忘れてしまいました。私には弟が二人
 いるのですが、弟たちのことは名前までしっかりと憶えています。私一人だけ忘れられてしまっ
 たことがとても悲しかったのですが、おじいちゃんを一番近くで支えているおばあちゃんが一番
 苦しそうでした。今回の講座を通して、病気になってしまうと体だけではなく心も弱っていく
 ことを教えていただきましたが、私は病気にかかってしまった人だけでなく、周りの人たちも心の
 面で苦しい思いをするのかなと思います。でも、周りの人が元気でいることも病気になってしま
 った方にとっての支えになると思うので、自分自身が体はもちろん心も強くなることが大切なの
 かなと思いました。2回にわたっての講座で、たくさんのことを学ばせていただきました。本当に
 ありがとうございました。

・いろいろな体験と講話を通して私の考える死は、「自分の体の死」と「自分の死を悲しんでくれる
 または、自分の存在を覚えてくれている人がいなくなった時」だと思いました。生と死は違うよう
 で似ている。命には限りがあるからよく考えて行動したい。高校でもこのような講座があったら
 良いなと思いました。

・私は最近、人は死んだらどうなるのだろうと考えることがよくあり、本などを読んだりもしてみた
 のですが、あまり納得できませんでした。しかし今日の話を聞いて、死後のことは誰にも分から
 ないし、人間いつ病気になったり死んでしまったりするかもわからないけれど、だからこそ、答えは
 見つからなくても一生懸命考えることをやめず、一瞬一瞬を楽しんで生きようと思いました。
 貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。

・「青春」というのは始まりも終わりもありません。自分が楽しいと思えたらそれが青春ってことだ
 と思います。自分の未来がわからないからこそ楽しみはあると思うし、怖がって生きる必要もな
 と思います。死ぬ前に「自分が生まれてきて本当に良かった」と思えるような生涯にしていきたい
 です。


◆ 仙台市立福室小学校

講座名

日 程

目的・授業内容

講  師

会場・人数

命と心の
授業

平成30
 9 7
  (金)

「生きるということ
 〜わたしの物語」
今の自分の棚卸しや妊婦疑似体験を通し、自分がかけがえのない存在であることを意識し自尊感情を高め、これからの生き方を考える機会にする

石上 節子 氏
当会役員
元東北大学病院
看護師長

仙台市立
福室
小学校

4年生100
スタッフ5
PTA役員
15




◆ 岩沼市立岩沼北中学校

講座名

日 程

目的・授業内容

講  師

会場・人数

命と心の
授業

平成29
 12 5
  (火)

「生きるということ
 〜わたしの物語」
今の自分の棚卸しや妊婦疑似体験を通し、自分がかけがえのない存在であることを意識し自尊感情を高め、これからの生き方を考える機会にする

石上 節子 氏
当会役員
元東北大学病院
看護師長

岩沼市立
岩沼北
中学校

3年生91
スタッフ4
PTA15


 ◆保護者の感想より

・難しい年頃ですが、グループワーク等で参加をしており、真面目な一面を見ることができ、成長
 を感じることができました。命について、生まれる前から未来まで考えることができ、とてもい
 い機会でした。ありがとうございました。

・普段なかなか家庭では語り合えない話を、この講座を通して聞くことができ、子どもが自分自身
 と向き合う貴重な時間になったと思います。自分を大切にすることが、人を大切にすることにつ
 ながることも、友だちの意見を聞く中で感じてくれたのではないかと思います。とてもいい企画
 をありがとうございました。



◆ 利府町立しらかし台中学校

講座名

日 程

目的・授業内容

ファシリテーター

会場・人数

宮城県
家庭教育
支援事業

平成30
 1211
  (火)

「生きるということ
 〜わたしの物語」
今の自分の棚卸しや、未来の自分のシミュレーションを通し、自分がかけがえのない存在であることを意識し自尊感情を高め、これからの生き方を考える機会にする

県教委より依頼

事務局
中保 良子

利府町立
しらかし台中学校

2年生
114

利府町教育委員会
県教育庁



◆ 宮城県立東松島高等学校

講座名

日 程

目的・授業内容

講  師

会場・人数

宮城県
家庭教育
支援事業

平成30
 628
  (木)

「生きていくということ」
宮城県親の学びのプログラム
「親のみちしるべ」より

宮城県教育庁生涯学習課
家庭教育支援事業の一環
県教委より依頼

事務局
中保 良子

宮城県
東松島
高校


T部38
U部32名

沐浴人形6体
貸出

  
 平成30
 7 6
  (金)
「生きていくということ」
宮城県親の学びのプログラム
「親のみちしるべ」より

宮城県教育庁生涯学習課
家庭教育支援事業の一環
県教委より依頼

事務局
中保 良子


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リーフレットはこちらから ダウンロードできます↓
遺族の会 ふれあい
ホスピス 110番
仙台ターミナルケアを考える会