巻 頭 言

   
「大震災の教訓」   会長 吉永 馨
  

     

   

    平成23年3月11日、東日本は千年に一度という大地震と大津波に見舞わ
   れました。死者は2万人にも達しました。一時に多数の死が発生し、お弔いさ
   えできない状態となりました。その時、宗教界が立ち上がり、宗派を超えて無
   償で弔いの儀式を行いました。

    初期の混乱を乗り越えたのち、これに加わった宗教者たちは相談して、この
   協力体制を維持し、平時にも死の前後を支えようと決心しました。これが「心
   の相談室」を産み、東北大学に「臨床宗教師育成寄付講座」を誕生させました。

    この試みが大きく実を結ぶことを望みます。同時に、人々が平時にあっても
   死を思い、死に備える必要性を思います。生と死の学びは言うまでもなく生の
   充実のためです。このような認識をみんなが共有すること、これこそが大災害
   が残した教訓でありましょう。


              
  

  ◆「生と死」のセミナーだより
  第124回セミナー
   青少年のための出前講座
   「命のバトンふれあい講座実施報告」
         事務局 中保 良子
  第125回セミナー
   「生と死を見つめて」
         講師 阿部 邦子 氏

   第126回セミナー
   「病気になった時に知っておきたい
    情報の集め方」
         講師 谷川 禎子 氏
   「誰にも聞けないお金の話
     〜医療費・介護保険費用〜」
         講師 小野 貴史 氏

                 

 ◆当会役員・岡部 健 先生を偲んで
         会長 吉永 馨
  ◆出前講座
  成人のための出前講座
  「自分らしく尊厳を持って生きる」
       講師 会長 吉永 馨
  青少年のための出前講座
  「命のバトンふれあい講座―命を考える」
       講師 役員 日下 潔

 ◆特集
  「人生の終末期に備えて」
   ―エンディングノートの役割とは―
       叶エ月記  成田 実千代 氏


 ◆寄稿
  
 ◆事務局よりお知らせ
 

        
 
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会報44号  平成25年2月27日発行
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遺族の会 ふれあい
ホスピス 110番
仙台ターミナルケアを考える会