巻 頭 言

   
  「敵を知る」  会長 吉永 馨
  

     

   私たちはなぜ生と死を学ぶのでしょうか。それは立派に生きるためだと言われて
  いますが、どうしてそうなのでしょうか。
   すべての生き物は死を怖れます。然し死は必ず訪れます。人も同様です。しかも
  人は、先々の未来まで考えて死を怖れます。確かに死は、子供にも青年にも訪れま
  す。ただこの年齢層は死の確率が年寄りに比べて低いだけです。いつも死を怖れて
  いては、人生は暗く惨めなものになるでしょう。死を怖れなければ楽しく充実した
  生を全うできます。
   「敵を知り己を知れば百戦危うからず」といいます。生死の問題も同様です。死
  を学び、死の手の内を知れば、死はそんなに怖くないのです。臨死体験者は死を怖
  れなくなりますが、それが何よりの証拠です。
   私たちは今後も、生と死の学びを続け、また市民にも伝えて行きたいと思います。

              
  

 ◆「生と死」のセミナーだより
  第120回セミナー
   「ただ寄り添って生きる」
         講師 北川禮子氏氏
  第121回セミナー
   「在宅緩和ケアと社会性」」
         講師 相澤 出氏

  第122回セミナー
   「終末期患者さんの心のケア」」
         講師 小澤竹俊氏

                 
  セミナーアンケートより

 ◆出前講座実施報告
   「命のバトンふれあい講座」
   「終末期の医学知識」
  ◆特 集
   「在宅ホスピスケア」を選ぶとき

 ◆新役員紹介

    
 ◆体外離脱       吉永 馨氏

 ◆寄稿
  
 ◆事務局よりお知らせ
 





        
 
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会報42号  平成24年2月25日発行
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